9 第3パーテーション準備 水周りの辺りを少し墨だし

 

裏庭DIY、今回は第3パーテーションに取り掛かります。
第1から第3パーテーションの土間コンクリート打ちは
言ってみればコンクリートと鏝、そして種々のタイミングを
学習する為のトレーニングです。
今回のテーマは骨材の大きさと作業性の関係を確かめる事。
上の写真は目地材の平行を確認しているところです。
使用している水平器はDCMカーマのオリジナル250mm。

  

で、コンクリートを打設する前に今後施工する予定の第2区画
（浄化槽が有る方です）
のブロック塀と犬走りのレベル確認をしました。
この裏庭（正確には横庭）は南北に長く、延長は約10メートル以上かな？
Zの基点は第1パーテーションの北角で、そこから第2区画の南端まで
何とかして水勾配を取らなくてはなりません。
その為にもこのレベル確認はとっても大事。
と言うよりこれがダメなら施工後にこの一帯が水溜りになってしまい、
何の為の土間コンなのか分からなくなってしまいます。

今回も「レーザーレベル君」が活躍しています。
 

この給湯システムの周りは配管やらマンホールやらが有って
多分、型枠を作って上手くやらないと後悔する事になりそうです。

悩むのはこのような埋設物の上にコンクリート施工しても良いのか？
また、マンホールの周りはどのように逃がせば良いのか？
という事です。
未だに解りません。

 

こういう部分ですが、どうやったらスッキリとできるのか？？？
それから、レベルを確認したらこのマンホールの横に入れた
赤いマークの高さがZ-31位あり、土間コンの計画からすると
コンクリート仕上がり高さから飛び出す事も確認できました。
 
　ブロック塀にも赤マジックで
　ケガキをいれました。

　これって自分ちだから出来ますが
　プロの方は墨を打つのかな？

　マジックの線の太さは約3ミリ。
これを太いと思うかどうかは自分の施工精度と照らし合わせてどうか
と言う事。私の場合はこのケースであればこれで良いです。



ここが第3パーテーションで、面積は0.5チョイ平方メートルです。
この部分は塀から目地にかけて傾斜を取りますが、今回は
オール手の感覚のみで行います。
そして今回は少し大きめの砂利も使います。
それは、
大き目の砂利を使用した場合の骨材沈み込ませが
どのような感じなのか
と言う事を確認する為です。
実は私のDIYリファレンス「浄化槽」における最大の敗因が
その「骨材の沈み込ませ」に失敗したという事であり、
そもそも当時の私は砂利に大きさの違いがあるという事さえ
知りませんでした。　無知とはそう言うものです。

さらにこの第3パーテーションでは鏝の仕上げのタイミングを
いつもより遅らせたらどうなるのか、そしてどのタイミング
までが仕上げ面の修正が可能なのかと言う点も確かめたいと
思います。

そう言うのってプロの左官の人達は何回も何回も実地訓練しながら
親方さんに仕込まれるんだろうなぁ。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
山本五十六さんの言葉のまんま。



さて、これで準備万端。