18 土留めDIY CB-150ブロック2段目 5個以上並べる時は両淵からが楽+M12SUSナット

　DIY土留めの今回は
　CB-150ブロックの
　2段目を積みました。

　今回も1段目を積んだ時に
　試してみて結果良好だった
　方法でやってみました。

「両端のブロックを最初に設置して水糸はそのブロック間に張る」
という方法ですがどうやらこれってプロの人は普通にやって
いる方法らしいです。（知らなかった・恥）
なので考えて導き出した方法が正解だったと言う事です（笑）

実は今回、両端に設置するブロックの高さを決める為の水糸が
張れなくて悩んでいました。
と言うのはこのブロックの延長方向の何処にも遣り方を組めな
かったからです。



つまり杭を打つ地面が無いという事なのですが1段目の天端
レベルは揃っているので両端の2段目ブロックの下に敷く
モルタルを何らかの方法でドンピシャに出来れば良い訳です。
「ブロックを置くだけでピタッと高さが揃う方法？」
「そんな下敷きのような物が有るのか？」
そこで私が考えた方法はステンのM12ナットの高さが10.8ミリ
なのでこれを1段目のブロックの上に3角形に位置するように
配し、そこにモルタルを敷けばブロックを置いて通りと位置
だけを合わせれば後は高さはナットで自動的に決まる。
1段目と2段目の通りはお互いが立方体なので1段目と2段目
それぞれのラインを合わせれば横方向のX軸が決まり同時に
ブロックの幅１５０ミリ方向のY軸も決まる。
そして３個のナットに正しく乗せる事が出来れば垂直が決まり、
これで底辺と水辺そして上辺の３次元が決まります。
ブロックは立方体なので２辺の平行が決まればその位置は
確定します。
これを両サイドのブロックで行えば良いのではないかと。
使用するナットはステンなので錆びることも無いし。。。

この方法は樹脂型の入れ子や置き子などの圧着成型時に
その入れ子などと本型とのクリアランスを確保する目的で
使用する「ケレン」という駒を用いるのですが実はここに
ヒントを得た訳です。
で、結果は想定通りでカチッと決まりました。
水糸さえ張る事が出来れば後は楽勝！
 
と言う事で夕方までに2段目積みが完了しました。
このブロックの奥側には延長した部分を含めてベースコンの
上に幅150ミリ高さ200ミリでコンクリートを打ち、でその上に
2段のブロックを積む予定なので奥側の擁壁高さは手前より200ミリ
高くなります。

そしてそして、レンガデッキ寄りから3個目までのブロックが
基本型でその先が横筋用になっているのはその直下の排水パイプ
の関係でこの部分のベースコンが独立しており、縦筋を400ピッチ
で施工出来なかった為です。天端のブロックに横筋用を用いる場合、
400ミリの倍数の位置に縦筋が無くてはならないのでこのケースでは
使用不可となります。
なのでこの3個の基本ブロックは頭をV字型にハツって頭繋ぎの横筋
を入れる予定です。
（それと）実のところこの土留め工事の進行途中で色々と予定変更が
繰り返された為、当初見込んでいたブロックの数と実際に使用する
数に大きな違いが出てきたのでそのツジツマ合わせって事もあります。
まぁ、DIYってヤツです。
  
さてさて、土留めDIYの少しだけ先が見えてきました。