東芝BTD：ニッサン向けAMP70 「ダイアンビル」２台目背面の荒加工完了端面仮仕上げ（基準取り用）

ワークサイズ＝510×1330×450mm
図面　　　裏の図面
ワーク材質GFA 硬度HRC38前後
初めの一歩が完了して
ここからこのセットのまま
端面も0.5mm残しに仮仕上げ
します。

 端面削に入る前にこの
背面の歪取り加工。
タンガロイ超仕上げカッターで
一舐めです。
歪みは0.035m程度有りますので
0.04mmの面下げで結果この面は
0.546mm残りとなりました。
V=90m/min  3.5mm/刃

とりあえず、通常のカッターで加工できる範囲を0.5mm残しまで
追い込む事を念頭において行った背面からの丸部分。
サンドビックのサイドカッターでの加工は実に18時間にも
及びましたが無事完了しました。
愛機　東芝横中繰り盤の
テーブル（B軸）を+90度旋回させて
右端面の仮仕上げです。
この面は現段階では単にワークの
センター出しに用いる事だけ
考えているのでラジアスの
0.5mm仕上げにしました。
結果は0.465mm残りとなり
なんか微妙にZ方向の寸法が出ない（少し気になる）
そして上面と向かって右端面にはこれも他の面と同様に
0.5mm残しの基準面を深さ15mmまで加工しました。
この後、写真で見る裏側（ワークとしては正面）の加工に
入る時にこれらの仮仕上げ部から寸法を導き出す事が
できます。
さぁ　ステージは第二段階に入りました。