東芝BTD横中：超特急の「ギロチンの刃」早朝から丸1日 こういうのは簡便願いたいが

只今　コー君が順調に
連日加工している「ギロ刃」
しかし今回は超特急です。
前日言われて翌日夕方に出荷
というものすごい短足の加工。
通常ならばコー君のプラノミラーで
足掛け４日掛かる内容ですが
この4枚1セットを”1dayで完了せよ”
という指示という事で他の部署にも応援を頂き、そして
久しぶりに愛機　東芝横中繰り盤でも加工をする事になりました。
①　プラノミラーで平面1面削
②　他の部署のロータリー研削盤で厚さ仕上げ（150mm-0.5）
③　プラノミラーで幅　片面加工
④　横中繰り盤で幅仕上げ（300mm±0.2）
⑤　横中繰り盤で長さ仕上げ（800mm±0.2）
 幅荒加工は京セラMRPラジアス
φ80で行い
仕上げはタンガロイ超仕上げで。
φ80ラジアス
V=110m/min  0.225m/刃 
2.0mm切り込み
タンガロイ超仕上げは
V=90m/min  4.0mm/rev。

 長さ決めは軽量ボディーの
φ200フェイスミル。
長年使っている機種ですが
マシニングにはこれが
一番かな？
マーキング（通称ヘソ）側を
先に加工しますが、
このヘソを消さないように、
またこの面を削らないように、しかし残しすぎないように、
というようにこの面の加工は感覚です。
最後に反対側で寸法出しします。
今回は最初の一個を汎用加工して座標を拾いながら
トレーチング機能を使ってPTGを作成したので
ニ個目からはPRGで加工できました。
最終の四個目が完了したのが午後４時５０分。
社長　お待たせしました。
そしてコー君　お疲れ様でした。
早朝5:30からの作業を終え、私との別れ際に
コー君曰く　「今日は飲んで寝ます」
本当にお疲れ様でした。