7 ブロック基礎のコンクリート打ち 鉄筋曲げて、Cセパで型枠、ブロック積み

　このレンガデッキのDIYを
　始めてから2か月近くになりますが
　この頃から作業ペースが上がって
　きました。
　何気ない時も頭にはレンガデッキの
　制作風景が浮かび、
　「あそこはこうしよう」とか
　「何を買わなければいけないか」
とか。
本当に頭はフル回転で、同時に勉強もしました。
おそらく入試以来じゃないかな？こんなに勉強したのは（笑）

で、鉄筋曲げですがもちろん人生初です。
写真にあります鉄筋ベンダーらしき物はホームセンターを散策して
いる時に見つけたもので、D10及びD13専用の汎用ベンダーです。
価格は5000円位でしたか。
これに板の端材を使って作ったのが上の写真です。
使ってみて、D10の鉄筋は難なく曲げる事が出来ましたがD13になると
一人では無理でした。土台の端材がもっと長くなければダメで、
できればしっかりと固定出来なくてはいけません。
そして25A程度のガス管、長さは１メートル位の物を使わなければ
曲げるのはキツいです。
私もこの時はママに手伝ってもらって曲げました。
で、曲げた後の寸法がなかなか狙いどうりにならなくて、
コツを掴むまでに何度も練習しました。
要するに鉄筋を曲げる時に少し滑る為、曲げポイントが初期の
段階でズレてしまうという事と、曲がる時に応力で若干伸びてしまう
という事です。
この異形棒鋼は炭素鋼であり、いわゆる「ハガネ」ですが
もちろん手でも曲がります。しかしR部分の管理が出来ないので
私はこのベンダーで曲げました。
 


左写真は型枠を組んでコンクリートを打っているところです。
コンクリート厚さは100ミリ。セパレーターはC型のL250を使用しました。
セパのピッチは400ミリ、コンパネ下端から40ミリの位置にφ9.0の
穴をコンパネを重ねた状態であけました。
横筋はセパの上に乗せD10を175ピッチで配置し、立ち上げのD13鉄筋は400ミリピッチで
設置という形にしました。つまりブロック間には全て縦筋が入る事になります。
これで良いのかどうかはわかりませんが丈夫な事は確かかな？と。
右の写真はブロックの2段積みから1段そしてハーフを1段という
変化する位置の基礎を打っているところです。
実はこの繋ぎ目の施工がかなり難しかったです。
でも中ではD13鉄筋が繋がっていて一体になっていますからきっと
大丈夫だろうと思います。



翌週、出来上がりを確認しましたが素人にしてはよくやったかな？
苦労したのは掘った溝の幅が狭く、型枠をバラスが大変だったと
いう事ですが、これはいろいろと制約が有った時に掘った個所なので
仕方がない。



ブロック1段目の設置です。
左写真は基礎の上にブロックを仮置きした様子。
初めに積んだのはコーナーから。　鉄筋の位置とブロックの位置が
若干ズレテおり、やれる範囲内でやるしかなかったというのが実情。
で、どうしても鉄筋の位置が良くない個所はブロック斫ったり、
或いは鉄筋を叩いて根元から少し曲げたり、、、と。
ブロックの穴は全てモルタルを充填しました。
モルタルがすんなり入らない場合は棒で突っついたり、或いは
鉄筋をコンコン叩いてモルタルを液状化させると面白いように
入っていきました。（これも収穫でした）

　1段目のブロック積み完了から
　1週間後、2段目のブロック積み
　をしました。
　1段目同様、水糸頼りに水平と垂直、
　そしてラインの通り、そして天端の
　高さを全て同時に完結させなければ
　ならない。
　プロの外構屋さん達ならばきっと片目つむってやれるようなレベルなんで
しょうけど私にはとても難しかったです。
唯、やはり機械加工で鍛えられた感覚的なものは確かに役立ってくれたな
という実感はありました。

 
 
この写真はコーナー部分の鉄筋の様子ですが、
頭繋ぎの鉄筋を通す個所のハショリを忘れて積んでしまい、
モルタルが硬化した翌週にブロックハンマーで斫って鉄筋を
通した個所。
今になって思えば縦筋の外側に横筋が入るのが正しいんじゃないか？
と思います。




出来上がりはプロの方達から見れば悲惨かな？
でも自分ではある程度満足しています。
鉄筋の事、目地の事、天端高さの事など、様々な事を
学習しました。と同時に少しだけ形になってきたという
喜びも感じました。

でも排水管と電気ケーブル管には苦労させられました。
ブロック割ったり、モルタルを手で塗り込んだりと。
しかも全て中腰での態勢でしたから腰がキツかった。
もしもアシックスのサポーターが無かったらと思うと
ゾッとします。

これで何とか基礎が完成です。
ここからはレンガを乗っけてゆきますので
楽しさが増してくると思います。