ママのビッグ花壇の前を憩いの場に_22 花壇横の立水栓移動-3(施工編)

ママのビッグ花壇の前を憩いの場にDIY。
今回は花壇横の立水栓移動の施工をUPしました。
先ず水道の元栓を閉めて立水栓の直前に位置しているチーズの
メーター側でカット。
これは100均の鋸で難なく出来ました。
そして準備しておいたボールバルブを取り付けて数十分放置。 
  
　今回パイプの接続に使用する
　接着剤はこの「タフダイン・HI」
　過去の塩ビ管DIYでは「青」
　を使用してきましたが
　今回は耐衝撃性の高い
　HIVP管を使用しますので専用の
　接着剤を用意しました。
このHI用であればVP管も、またVP管とHIVP管
との接続もダイジョウブとの事です。
サイズは一番小さなものです。



作業の途中で想定外のコンクリートの塊に出くわしてこれを
撤去するのに少し手間取りましたがその他は順調に進みました。

このように立水栓を仮置きし、配管経路を決め、切り出す
パイプの長さを確定したらパイプカッターで切断。

塩ビパイプは鋸でも切れますが圧が掛かる給水管なので切り口
が凸凹だったりすると接着面が均等にならないので可能な限り
機械的な直角にした方が良いと考えます。そうなるとやはり
こういう専用のカッターが楽で正確です。
（今は100均でもパイプカッターが売っていますし
　結構使えるらしいですよ）　ダイソーのかな？



で、こちらはジョイント部分のニップルにシールテープ
を巻いているところです。
巻く回数は私は５～６巻き。



シールテープはネジ部に巻き付けるだけではダメで、
巻いた後に指で強く擦り上げてネジ山のギザギザが浮かび上がる
ようにしておきます。
こうしないと実際に締め込んでいる途中でシールテープだけが
ズレ上がってきてしまう場合があります。
いわゆる「しごく」ってヤツですね。



ジョイント部はこのようにパイプレンチとモンキースパナを
使って接続しました。
一旦ここで通水し、水道メーターと睨めっこして漏れが無い
事をよーっく確認しました。
水道メーターの感度は非常に高いので僅かな漏れがある場合、
ゆっくりと回ります。
私は10分ほど見ておきました。
で、ダイジョウブであればこれで配管完了です。



次はバルブケース設置の作業です。
使用するVU管は呼び１００の物。
これはたまたま購入したバルブケースの蓋が１００サイズ
だったのでそれに合わせました。
本当はもう少し大きくても良かったのですが陳列棚には
このサイズしか見当たらなかったという事です。
で、パイプは地中に埋もれますがバルブは手で開閉しなくては
ならないので埋められません。なのでバルブ付近だけこのような
専用のケースで覆います。
この溝状の切り欠きはその埋設パイプが通る部分です。
ですから大き過ぎてもダメだし逆に小さければパイプを
跨げない。
そんなイメージを持ってパイプを跨ぐように切り欠き加工を
しました。
ジグソーで多少は綺麗にカットしようかとも思いましたが
面倒なので直線部は鋸で、そしてR部はハイスドリルでグリグリ
やって切り抜きました。
塩ビ管程度の硬さならドリルのマージン部分で難なく切れます。
但しその場合はインパクトドリルではなく通常の電動ドリル
を使用した方がやり易いです。
私はインパクトも通常の電ドルも振動ドリルも持っていますが
今回は振動ドリルの振動無しモードで加工しました。



パイプの加工が済んだらこうして一度蓋を乗せて全高を確認。
結果良ければ右写真のようにパイプを跨ぐように
して設置しました。大体の水平も確認しました。



バルブケースの青い蓋を開けるとこのようになっています。
ここに手を突っ込んでハンドルを捻る事でこのバルブから
下流の給水をコントロールします。

立水栓の移動は当初想定していた位置より少し左寄りに
なってしまいました。
目的としていた場所が旧屋敷時代の排水管の真上だったので
これは仕方ない。
でもウッドデッキが出来た時に邪魔にならない位置に移動が
出来たので良しとします。
ウッドデッキへの給水用とする分岐は諦めましたがそれは
後々何とでもなるのでその時に考えるとして
バルブの設置も出来たので目的は概ね達成しました。
あとは暫く水漏れが無いか観察です。