9.30 2018年の2度目の大型台風で懐かしき「ランタン」達

　最近ブログを再開したこともあり
　過去の写真を整理しがてら見る機会が
　増えてきました。

　その中で昨年の大型台風の時に10数年ぶりに
　倉庫から引っ張り出したランタン勢揃いの
　画像が見つかりました。

三人の子供たちがまだ今よりウンと小さかった頃、毎年キャンプに出掛けて
いました。
その度に夕食のバーベキューで活躍してくれたランタン達です。

左は今はもう廃盤かなぁ？コールマンのツーマントルランタンで、
ホワイトガソリン仕様。
ちなみにリフレクターは真鍮の1.0ミリ板を加工した自作です。
これで光を必要な方向にだけ放つようにしてあります。
この子はガス式と違ってポンピングしてからバルブを少し開いて
マッチでシュポッとやると、 ”シャーッツ”　という音とともに
煌々と光を放ちます。私の大切な宝物です。

真ん中はキャプテンスタッグのガスランタン。カンデラ数は小さいのですが
いつもテーブル の中央に陣取っていたものです。
だから光源が見えないように暖色系です。
 
そして右はイワタニプリムスの同じくガスランタン。
この子はテーブル上空に吊り下げて、テーブルに上空に侵入した夜虫達が
子供たちの 近くに来ないように飛来する虫達をくぎ付けにする担当でした。

で、コールマンはテーブルから少し離れた場所、たとえばタープのポールとか？
の高い場所に設置して飛び回る虫達をテーブル上空に侵入させないようにする
役目だったんですね。
だからこの3つのランタンで1セットと言うわけです。

あの時代はテントもまだロッジ型が主流で、キャンプ場ではどこのパパ達も
四苦八苦してテントを起こしていたし、タープもスクエアー型が多かったかな？

みんな沢山のキャンプ道具を狭い車に上手に入れ込んでいました。
夕食時にはバーベキューの炭を起すのに苦労しているパパ達を横目で心配そうに
眺めているママたち。　で、子供たちはご馳走が待ちきれずにソワソワして。。。
今思えば実に懐かしい景色です。

我が家はその数年後からコテージキャンプに変わりましたがでもその時も
このランタン達はいつも一緒でした。

今回の大型台風でいつもはバラバラがちの家族に「共通する恐怖感」
みたいなものがやってきたおかげ（？）で家族に共通する暖かい想い出の
ランタンがまた光をこぼしてくれる。

台風なのに「時よ止まれっ」と思うような、そんな一夜。
悪くないかもしれない。