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機械加工を抱きしめて
今朝、こんな夢を見た。
今から約200年後、イチジク農園を営んでいた私はその日の朝もビニールハウスでイチジクの収穫に没頭していた。

その日、すでにすっかり年老いた私にある人が尋ねてきた。
彼は60年以上にもわたって私を捜し歩いていたらしく、私を見るなり懐かしそうな表情でこう言った。
「ヨッチャン、やっと合えたなぁ。いまさぁ、体育館で200年前の加工機を若い奴が動かそうとしてるんだけれど、なんだか無理みたいだで、一回見てやってくれんかなぁ」
しかし季節的にもイチジクの収穫が忙しい私は
「あんた誰ぇ?俺にはそんな暇ないから ごめん」
そう軽くあしらったのだが・・・
「あんたも加工屋の端くれだろう、いいから黙って見に来いやぁ」
私のバスケットを叩き落とした彼はそして私の背中を ドンっと押した。
「あっ? いいよ、じゃぁ一回だけ見に行くよ」
(うっとうしい奴だなぁ)と思いながらも加工機という言葉を久しぶりに聞いて私はそう返事をした。そして自分でも気付かないうちに私の足は彼についてその体育館に向かって歩き出していた。
線路沿いの細い道をしばらく歩いたらすぐにその体育館は見えてきた。
少々胸の高鳴りを感じながら体育館に入るとなんだか遥か昔に嗅いだ記憶があるような鉄が焦げる匂いが私を包んだ。
「なんだぁ?この懐かしい匂いは・・・」
天井や照明などにはクモの巣が多く張り、壁には何やらわけの分からない表示板のようなモノが一面に。
そして大きなエアーコンプレッサーが
「ボーッ スーッ カラカラカラ ボーッ スーッ カラカラカラ 」と
鳴っている。
その奥に一台の真っ黒い巨大なマシンが見えた。
戦車のようなボディーカバーを備えたそのマシンは鋭く回転する主軸が工具を咥えて””シュイ-ンッ””と唸りを上げている。
テーブルは瞬時に動き、瞬時にしてしかも正確にピタリと停止する。
しかし私が
「おオーッ、すっげぇなぁ コイツ」
と思った瞬間、 ””シューッ”” と音をたててそのマシンは停止してしまった。
そしてそのマシンから一人の若者が降りて、私を見つけると黙ってうつむいたままこちらへ向かって歩いて来た。
「ヨッチャン、どうして?」
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