東芝BTD：ニッサン向けAMP70 「ダイアンビル」２台目 先ず駄肉を削る削る削るとりあえず穴から

ワークサイズ＝510×1330×450mm
図面　　　裏の図面
ワーク材質GFA 硬度HRC40前後
イヤぁ　今回はもう少し柔らかいなぁ。
そんな感じがしています。
私はワークの固さを掴む場合、
とりあえずハイスドリルで穴加工を
行います。
ハイスドリルの摩耗状態を見て、また加工長を見て
ワークの凡その硬度を推測します。
今回は京セラマジックドリルφ36×4D チップPR830
ではV=125m/minでもかなり行けたのでおそらくHRC36～38
程度でしょうか。
で、始まったばかりなのでまだ全体の攻略法は確立していませんが
初っ端は穴加工かな？
とにかく切削して切りくずを出す事。これに尽きます。
一方、ハイスドリルは
初めのアタックはV=7.3m/min。
しかしまだ余裕があったので
最終はV=8.0m/minで加工しました。
送りはφ38もφ30も同じ0.125mm/rev。
どちらもロングドリルなので
シンニングはXシンニングです。
しかしドリルでV=8m/minは
遅いです。
φ36マジックドリルで深さ100×5発
φ50マジックドリルで深さ105×4発
φ38ハイスドリルで深さ235×3発
φ30ハイスドリルで深さ233.66×4発
＜この面は背面側になります＞
穴広げはOSGワルターラジアス
φ50-3刃-R6　首下150を
使用していますが、φ80でも
良かったかな？
まぁ負荷が少ないから
このまま行きましょう。
チップは日立のJX1045。
V=140m/min  0.225mm/刃  2.5mm/周ヘリカル切削。
このチップで切削時間は120min位です。なかなかGoodデス。