東芝BTD：「ダイアンビル」補修前の寸検

もうすっかり我がMC工場の
お決まりとなった感がある
「ダイアンビル」。
今回は2個目の測定です。
測定値記入用紙の見方も
解ってるし、イケールの
乗せ降しも今年は
何回も行っているので
慣れてきました。

平行度と水平度の寸検。
平行度は10点測定をしてパス。
水平度も、使い込んでいる割にかなり良い。
これには少々驚きました。余程　上手い技能者が
製作したんだろうなぁ　（私には真似出来ないな）

端面の垂直度測定。
この面は5点、
反対側は10点測定。
何れも許容範囲に
入っていました。
しかし、この寸検以前に
修正しているようなので
それを考慮に入れても
実に素晴らしい精度であります。


ダイセット部。
写真右は水平度確認で、これで半丸部の磨耗状況を
見ます。
この部分は磨耗が激しい個所と　そうではない個所とが
あった。
写真右は内径測定。
実はこの近所でこの測定が可能なマシンを有しているのは
我が町工場ともう一軒の2軒位らしい。
だから依頼が来るんだなぁ。
納得です。
私の愛機　東芝横中繰り番BTD110-R16に搭載されている
頭　トスナック888には豊富な測定機能が組み込まれています。
さて、この寸検を元に正式に補修工事内容が
決定されます。
そして盛金から修正加工まで行なうという予定かな？