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いやいや~
バイスのアンケートが
終わったら自分がバイス加工
をする事になりました。
これは試験片(1.5×4.57×67.3)
という小さな試験片に
Φ0.71の穴を位置公差±0.05で
加工するための治具です。
設計製作とも私が担当しまして、早速 愛機横中に小型バイスを
固定しました。
本来、こんな使い方はしないんだろうけど
”ヨッチャンのスキルでなんとか やって!” という天の声に
応えるべく、やってやりましょうか。
ワークsizeはt16.5×80×100 6面研摩の板で、
材質はGFA 硬度HRC36~42程度。
加工公差は全て±0.01mm
で製作しますので
久し振りの緊張感の中で
始めました。
大まかな部分はΦ17スローアウエイ
で加工して 他は全て
ソリッドエンドミルで進めます。
写真はΦ4.0エンドミル。
V60m/min で加工は比較的楽なのですが問題は
気温変化です。
当たり前の事ですが、加工精度0.01mmを実現させる為には
マシンとワークの状況等のコントロールをミクロンレベルで
常時管理しなくてはなりません。
そういう意味ではこの加工は本来マシニングの仕事ですわな。
そうかといってこんな物を五面加工機に乗せる訳にはいかないし。
やっぱり私の仕事です。
とにかく日中の気温がグングン上がる時はZ原点がどんどん低くなり、
1:00pm~3:30pmまでの間は比較的安定します。
それでも0.05mm程度の原点ズレは当り前ですけど。
そして夕方から夜にかけての時間帯は今度は逆にZ原点がどんどん
遠くなります。
その最大変位量は0.12mm程有ります。この中での±0.01mm
ですから 大変です。
ここのところブログの更新も出来ないほど忙しく、
慌しい毎日でしたが、我がMC工場においては
やっと闘いを打って出られる陣容になってきました。
各々の技量とスキルが高まって来たという事と、
私のモチベーションが復活してきたという事であります。
それにしても頼もしい光景です。 ハイ
Φ4.0ソリッドの使い掛け
をなんとか引っ張って
オール0.03mm残しまで
完了です。
ワークの歪みが出始めてきたけど
まだ ダイジョウブ。
自分で設計したのに
結構 苦戦しています。
こちらは治具の溝に
試験片を入れて親指で
押さえつけたまま穴あけを
する為の指逃がし加工です。
細かい事ですがこの
形状にかなり神経を使いました。
私の手から離れて試験辺グループ
のメンバーが直接 手で触る物ですから
触感を良くしておかないとね。っていう感じかなぁ?
カッターは三菱AQXΦ17を使用。 V=110m/min 0.065mm/刃。
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機械加工が本業のサラリーマンです。
50代半ばを過ぎて外構DIYに出逢い、その難しさや楽しさを書き残そうとの思いで記しています。
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