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機械加工を抱きしめて
鉄鋼最大手の新日本製鉄(本社・東京都千代田区)が、
天然ガスプラントなどに使用される円筒状鋼管を日本工業規格
(JIS)が義務づける水圧試験が行われていないのに捏造(ねつぞう)された
データのまま出荷していたことがわかった。
報告を受けた経済産業省は、工業標準化法違反にあたる疑いが
あるとして調査に乗り出す。
関係者によると、千葉県野田市の新日鉄子会社「ニッタイ」野田工場で、
過去5年間の作業日誌を調べたところ、鋼管約12万6000本のうち
約12万本で水圧試験が行われていなかった。
試験結果の数値をでっちあげ、試験に適合したように装って鋼管を
「新日鉄ブランド」として国内約100社に出荷していた。
鋼管は直径約1メートル~20センチ、長さ11~4メートル。
ステンレス製で、工場の配管などとして使われている。
 不正は工場長が指示していたとみられる。
野田工場は27日付ですべての出荷を停止した。
ニッタイは「これまで安全性で問題になってはいない。調査を進めており、
結果が判明ししだい公表したい」としており、新日鉄は、納入先などへ事情説明する。
経産省の第三者機関は29日にも、ニッタイに立ち入り検査する方針。
鋼管の強度試験を巡るデータ捏造は、鉄鋼大手のJFEスチール
(本社・東京都千代田区)の東日本製鉄所千葉溶接管工場でも明らかになり、
経産省が厳重注意している。
2008年5月29日03時02分  読売新聞)

ウ~ん。
これは「品質とコスト」という相反し易い二つの事をよッく
理解しないと軽率には語れない問題ですね。
私が思うにこれは内部告発か、或いは海外鋼管メーカー
のトラップなんだろうなぁ。
実際に品質に問題は発生していないという事だし、
この耐圧試験をしなくてもこの道の専門家ならば
ミルシートや成分表、またこの他の各物理的試験の
数値からその耐久性や強度は推察できるし、
逆に日本の鋼管はその実績からも解るように品質においては
海外の鋼管メーカーのそれよりも遥かに高いレベル
であるという事であろう。
むしろ、海外の鋼管はそういった耐圧試験をしなくては
ならないようなレベルの品質であるという事。
事実、この耐圧試験をするとなれば鋼魁を今よりも
もっと大きくしなくてはならない。
そうする事によって最終的に廃棄処分となる分量も
増える。
つまり製造コストはグンと上がるわけである。
しかして現場では「工数を減らせ」「製造コストを下げろ」
「単価を下げろ」等と叫ばれる訳であって、
これでは現場を預かる者としては立つ瀬が無い。
この問題は現実社会における特に製造業の現場の
嗅覚と行政側の嗅覚のズレに大きな主因があると
私は思いますが。
国際競争力を高める為には確かに低コスト高品質
という御題目がある。
しかし現場には それ+「無駄な事はしない」という
ポリシーがある。
その耐圧試験を行わなくても充分に強度は
保証出来ているにも関わらずその(ある種)無意味な
工程を外すな という見方は私は現在の流れに
マッチしていないと思えるのだが。。。。。
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