五面加工機：ボルスター改造加工 ③「SM1-B1-1ホルダー取付台」完了

細々と進めてきた
「SM1-B1ホルダー取付台」
最後のボーリングで完了です。
各パーツの加工がかなり
面倒でしたが今日やっと
終わります。
各パーツはΦ35の
位置決めピンで決まっており
（しかし0.1mmのクリアランスが有るけどいいのか？）
M20ＣＳボルトで固定しました。
そして今回　五面加工機に乗せてΦ80.05狙いのボーリング
なのですが３枚のパーツをぶち抜きで加工しなくては
ならない。
でもそれは無理なので両端面からの繋ぎボーリングという
手法をとりました。
上面図  正面図   側面図
片道約240mm。
この穴の先端同士を±0.025mm以内で決めなくては
いけないのですが出来るのかどうかは解りません。
五面加工機の横軸振り回し精度やG60
（一方向位置決め精度）の問題も有りますし、気温の変化も
気にしなくてはなりません。
とりあえず行きましょうか。結果は夕方に判る。

丁度真中のパーツの板厚中心で穴を繋ぐという
ウルトラＣです。
V=65m/min  0.13mm/rev  サーメットチップR0.8を使用。
後から加工する方を前に加工した穴位置に合わせるのですが
最終加工の手前で微調整する必要があります。
難しい加工ですねェ。
ガンバレ　ヨッチャン。
チップの消耗戦の様を呈した
格闘の末完成しました。
こういうのって何回やっても
スッポリ入った時は単純に
嬉しいものです。
でも加工工数の割には
出来上がってしまえば
あっさりしてます。
さあぁ～てと、この次はあの「ダイアンビル」AT製鋼バージョン
が再びお目見えします。
今度は修正ですが。
　　楽しみだなぁ～～。