「つなぎ法案」今夕提出へ緊迫 民主、審議拒否の構え

自民、公明両党は２９日、３月末に期限切れを迎えるガソリン税の暫定税率など
を５月末まで２カ月延長する「つなぎ法案」について、
同日中に衆院へ提出する方針を確認した。野党が参院で採決に応じない場合、
憲法５９条の「６０日ルール」をもとに衆院で３月中に再可決させるため、
３０日にも衆院通過させる。一方、与野党の折り合いをめざした自民、
民主両党の国会対策委員長会談は平行線をたどり、
国会は全面対決の様相が強まっている。
　自民、公明両党は２９日朝、国会内で役員連絡会などの
幹部会合をそれぞれ開き、つなぎ法案の党内手続き終了を確認。
補正予算案が同日夕の衆院本会議で可決された後、
民主党など野党と予算関連法案で折り合いがついていなければ
衆院提出に踏み切らざるを得ないとの見方で一致した。 
　自民党の大島理森、民主党の山岡賢次両国対委員長は同日、
国会内などで断続的に会談。野党が主張している歳入関連法案から
租税特別措置法案などを分離する案を中心に意見を交わしたが、
結論は出なかった。
　終了後、大島氏は記者団に「なお努力する」と語ったが、山岡氏は直後に
出席した民主党常任幹事会で
「予算委員会を含め、衆院のすべての委員会を止めるよう（与党に）要請する。
さきほどの大島氏との会談でも、法案を出さないとは明言しなかった。
ということは出すということだ」と述べた。
　これを受けて、民主党は補正予算案を審議中の同日午後の衆院予算委員会
を欠席する方向で検討を始めた。
　また、同党はこれに先立つ党役員会でも、つなぎ法案が提出された場合は
「物理的抵抗」を含め、徹底的に反対する方針を確認。出席した党幹部は
「こんなことは許されない。断固粉砕だ」と述べた。 
　　　　　　　　　　　　　「asahi.com」

つなぎ法案だかなんだか知らないけど、
民主党は情け無いねぇ。
大体こういう事になるのは先の給油活動法案成立の成立
の時に判っていたんだから、何故あの時に首相の「問責決議」
を出さなかったのか、不思議である。
本当のところは民主党に「やる気」が無かったと言うことだろうが。

今回も「物理的抵抗」等と言っているが、これまたどうして
「問責決議」を出さないのか。
まさか大阪知事選挙で負けたからじゃないだろうなぁ。
いや　そうかもな。

どっちにしても民主党は千載一遇のチャンスを二回にわたり
棒に振っている。
一回は小沢さんのご乱心の時。
そして二回目は給油支援法の時。
他に上げるとしたら先日　大挙して中国に行った時。
つまり、民主党は初めから政権を取るつもりはなかったのでは
ないだろうか。