太陽熱温水器の配管分岐で庭でも温水が使えるようにDIY

 MCヨッチャンです。
まもなく我が中部地方も梅雨入りかな？
で、その後には暑い日が続く事になります。
そんな暑い日に初孫Reo君には庭でプール遊びを
させてあげたいと思い、今回その為の温水引っ張りDIYを
やってみました。

庭でプールと言ってもまだ1才にもなっていない子供に
冷たい水のプールは無理なのでママの提案で温水プール
と言う事になったのですが。
庭で温水って、ポットで運ぶのはナンセンスですし、
給湯器から長ーいホースで何十分もお湯を出すのも不経済だし。
そこでターゲットにしたのがこの我が家の屋根に
乗っている太陽熱温水器です。
現状はこの太陽熱温水器からは浴室へ配管がされている
だけなのですが、これを途中で分岐して庭まで引っ張ろう
というDIYですね。
 
太陽熱温水器からは2本のポリエチレン管が
このように軒下を潜って浴室裏の壁まで配管されています。

ここがお勝手付近。

そしてこちらが浴室。
ここから直下に降ります。
縦に2本あります内の右側が温水器から降りてくる
管です。今回はこれを弄ります。

2本のポリエチレン管のうち、
1本は地面から出ている組み上げ管。
そしてもう一本はバルブが見えていますが
ここから浴室へ入っています。
この太陽熱温水器のおかげで我が家では
夏場に電気温水器のお湯をお風呂に使う事は
雨の日以外殆ど無いですね。
 
これが地面から出ている水道管のバルブです。
ここから太陽熱温水器のタンクへ給水されています。

と言う事で先ずは浴室へ向かう上の管を
切断しました。
給水の元栓は閉じてありますが暫くはこうして熱水が
出ます。午前中なのに火傷しそうなほど熱いお湯が
出てきます。

で、今回使用する分岐用のジョイントが
 これです。
ポリエチレン2層管に関するこのような
ジョイント関連部材は全てかなり高価なものです。
まぁ、耐久性が大事ですからそれは仕方ないですが。

そしてこれが末端に来るバルブです。
このバルブで庭への温水供給を
コントロールします。
黒いパイプの真下にジョイント。
そしてバルブとの連結にはツバ無しの
1/2ニップルを使用しました。
これも値段が高いです。

はいっ。
熱水が止まりましたのでこのようにジョイントを
取り付けました。

こんな形になります。

そして凍結防止用にこのカバーを
使用しました。

こうしてジョイントに被せましたが
このジョイント用の物なのかどうかは
確認していません。
でも何となくピッタリなので無いよりは
良いと思います。

分岐したパイプが宙ぶらりんではいけないので
壁にステーを使って固定します。

最下に来るバルブはこうしてニップルの
部分をクランプして固定しました。
ステーにはシリコンを塗布して、
そして打ち込む箇所を探って下穴を空け、
ビスにもシリコンを塗ってから打ち込みました。

パイプの保温にはこの保温材を使用しました。

そしてテープ巻き。
これってやってみると案外難しいですね。
巻き付けるのは下から上へ。
こうすれば雨水の侵入をある程度防ぐ筈。
これが逆だとマズイ。

分岐したパイプは3か所固定です。

そして保温材とテープ巻きが完了。

バルブの先端にはこのタケノコを
取り付けました。
この先にホースを繋ぐならこのままで良いし、
温水用のVP管を接続するならバルブソケットを
着ければ良いでしょう。

 
と言う事で太陽熱温水器の配管分岐DIY。
完了です。
次回はここから庭までの配管を行う予定です。
孫のプール遊び、楽しみです。