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 DIY本丸の土留め、
 ここからが本番となります。

 先回では型枠と鉄筋の設置
 までが終わり、今回は
 コンクリートの打設を
 行いました。
何だか緊張しますがようやく辿り着いた土留めなので
気合入れてやってみよう。
で、今回初めてコンクリートミキサーを ”コンクリート練り”
で使ってみました。ミキサーは今までにママの土作りで
何度か使いましたが砂利と砂とセメントを混ぜるのに使うのは
今回が初めてです。

その結果大きな収穫を得、そして大失敗という相反する
出来事が起きましたがそれは後ほどに。  
  
  

左写真は2分割されている土留めの奥側、右は手前側それぞれの
コンクリート体積を捨てコンに書いた様子です。
双方足して0.1立米弱。重量にして約214Kgですが
これを手で練るとなりますとセメント:砂:砂利を
1:2:4とした場合、セメント=30.6Kg、砂=61Kg
砂利=122Kgという内容になります。
ホームセンター資材を購入する事が多いDiyerにとっては
結構な量になります。
一般家庭なら最低でも軽トラかワゴン車でなければ一度に
積めない量ですし、60リットルクラスの日曜大工で使うような
トロ船しか持っていない場合は練り回数がおそらく5~6回
になります。これは普段体を鍛えているような人でなければ
困難です。(実際に腰がモタないと思います)
もう少し具体的に言えば、セメントは25Kg入りで売っていますから
1袋強、砂は20Kg入りを3袋、砂利は同じく20Kg入りを
6袋を準備する事になります。
プロの左官屋さんならこの位の量は大した事ではないのでしょうけれど
私のような素人でしかも経験も浅く、道具も貧弱なDiyerが手で練る
量としてはやはりキツイです。

私の話に戻りますが今回もたった一人で全作業をしますし、
この暑さの中で
「本当に一人でやり切れるだろうか、体力は保つだろうか」
という不安と、でも一番のターゲットにしてきた土留めだから
楽しんでやろうという想いとがぶつかって非常に緊張しました。 
まるで新型工具で初めての鋼種ワークを削る時のような
緊張感でした。
  


で、先にも触れましたが今回のコンクリート配合ですが
セメント:砂:砂利を1:2:4としました。
判りやすい配合にする事で少しでもややこしい計算と
手間を省き脳のリスクを下げようという狙いです。
そうしてバケツもセメントは水色6リットルバケツ半分、
砂はピンク5リットルバケツ7分目を2杯、砂利は庭に敷き
詰めてあるC-40の砕石を金バケツに8分目。
これを1セットにしました。
通常、コンクリートには砂利を入れますし小粒か大粒かで
言えば大粒を入れると思いますが今回は庭一面に敷き詰めて
ある砕石を流用します。C-40の砕石ですがきっと問題無い
と思います。
この量でセメント=5Kg   砂=10Kg   砂利=20Kg。
つまり1:2:4の配合となり、これを6回繰り返せば
良いという事になります。
もちろんコンクリートを練るのも、運んで流し込んで、
鏝で均して仕上げまで全て一人作業です。 
 
 
 
で、ミキサーの使用ですが今回は水を入れない「カラ練り」
のみで使いました。
理由は後で洗うのが面倒そうだし水を入れた時の練り上がり
具合がどうなるのか判らないので取り敢えずカラ練りを
フネに落として自分で水加減を見ながら本練りをしようと
言う事です。
 
 

で、練ってみたら上手に混ざりましたねぇ。
しかも私の100倍早い。
只、ガラガラガラと非常に大きな音が出ます。
(多分民家の密集地では苦情が出るクラスの騒音です。)
我が家は幸いにして田舎なのでダイジョウブかなと。

カラ練りのコンクリートをフネに落としてここから手練りなの
ですが、今までのようにセメントと砂を練ってから水を加えて
モルタルとし、最後に砂利を入れてコンクリートにしていた時
の身体への負荷を思えば遥かに楽です。
でもこれを6回?行うとなればやはり相当な疲労になると
思い、実は途中から2セットを1回分としてやってみたら
これが上手く行きました。
なのでミキサーを使ったのは3回で、最後の字余りの分は
手で練りました。

 

ミキサーではカラ練りをして水を入れるのはフネで行うという場合、
ミキサーの内部の汚れは少ないので掃除も少量の水で済みました。
この水は次の練り分へ流用出来るのでこのサイクルを維持
するのがベストかな?
まぁ、近所の左官屋の人には
「こんなミキサー余分だわ」
と言われましたが要は使い様。
一度や二度の失敗を積み重ねればきっと使いこなせると
思います。
(実はその大失敗がこの翌日に起きました)



さて、ここから本題。
コンクリートの投入はレンガデッキ寄りの小さな部分から。
コンクリートを入れただけではガサガサの表面になって
しまうのでこうして板で突きました。特に枠の際を重点的に
突いて空気だまりを極力無くそうという考えです。
で、これに費やす時間や硬化開始時間なども頭に入れて、
次に練る事も考えて。。。
(本当に時間との勝負です。)



そして肝心の水糸からの下がり寸法も確認しながら、多ければ
掬って、低ければ足して、上面を木鏝で均しながら、、、
という作業です。

 こちらも今回初めて本格的に
 使う事となった面引き鏝。
 コンクリートがまだ柔らかい
 時に一度こうして入れて
 おきました。
 硬化し始めてからですと
 骨材が動きにくいのできっと
やり難くなるだろうと言う読みですが果たして正解かどうか。
実際に使ってみると案外 スンナリと出来ました。
この感触は良い。
ただ、余り調子に乗って何度も入れると
せっかく均して水平にした面に鏝跡が出ますので程ほどが良いかな。
実際の作業としては場均しをやって、面引き鏝を入れて、
もう一回均すというようなパターンです。
これを妥協点まで繰り返すわけです。
  
 
 
こうしてベースコンの小さい区画の打設が完了。
型枠に接する面の出来具合はどうかな?

長くなったので次回はこの続きを書きます。
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