8 土留めDIY ベースコンの型枠設置と配筋 縦筋曲げ断念で挿し筋に変更

夏季大型連休も終わり、ヨッチャンのDIY本丸「土留め」
再開です。
しばらく放っておいたら雑草がボウボウ。
捨てコンには犬走り下の土が崩れて落ちていました。
で、先日作った土留めベースコンクリートの型枠を再度
チェックしました。
長雨の台風でセパレーターは錆びていますがこれは問題なし。
 
 

そして定位置に並べてみて型枠前縁のラインを出しました。
ライン確定後、このように板で固定しました。
まぁ、プロならこのような簡素な方法は絶対にやらないでしょう。
職業としてやっているプロは繰り返し使用する資材や高価な工具を
持っているしそれが仕事だからなのですがDIYでは可能な限り
簡素で安上がりの方法で良いと思います。
型枠の固定ももう少し付け足せば十分。
コンクリートの比重は２．３で、この施工で打つコンクリートは
 0.093立米、重量は214Kgになります。
なので型枠が動いてしまう事も多分無いでしょう。
浮き上がり防止に関しては実はこの型枠の断面を若干
「逆ハの字」にしており型枠が浮き上がろうとする力に対抗
する手立ても導入していますのできっとダイジョウブだと思います。
ちなみに型枠幅は下が198ミリ、上が201ミリです。
でも逆に偶然にも「ハの字」で出来てしまっていたら打ち込んだ
コンクリートの流動力で型枠が浮き上がってしまうかもしれません。
まぁ、セパの上にはコンクリートが乗っかってその重みも加算される
のでレンガデッキの時と同様に浮き上がりは無いでしょう。
 


一応の枠固定が出来たので主筋φ１３を置きました。
そしてずっと悩んでいたレンガデッキへの寄り付きも
こんなふうにして、取り敢えず型枠とレンガデッキとの
隙間からコンクリートが流れ出なければ良いのでこれで良し。
φ１３の鉄筋はセパの上に乗せ、ピッチは９０ミリとする事で
出来上がりベースコンの表面からの被り厚４５ミリ以上を確保
しました。
コンクリートは１０年で１０ミリ劣化するらしいのでこの
ベースコンの施工がダイジョウブなら内部の鉄筋は４０年
安泰と言う事で、その頃私はこの世に居ないと思うので
これもまた良しとします。



で、縦筋に使用する予定でしたφ１３の鉄筋曲げですが
残念な事に私の持っている汎用の曲げ道具では土台の
大きさが足りず力が分散してしまい上手くいきませんでした。
何とか１本は曲げたのですが残りの分はL５００で切断しただけの
直筋をコンクリート打設時に挿し込む方式に変更しました。
と言っても事実上１００ミリ程度はベースコンと一体化するので
今回の２段積みのブロック土留めでは強度的に問題無いだろうと
判断しました。これもDIYの強みです。



で、こうしてセパレーターと鉄筋を番線で括り、
型枠の設置は一応完了です。
来週は型枠の固定をもう少し足して、いよいよミキサーで
コンクリート練りかな？