19 土留めDIY 奥の角部ベースコン打設 これで土留め準備完了

MCヨッチャンのDIYで本丸と定めて行ってきた土留めですが
今回で19回目の記事となります。
（覚悟はしていたけどやっぱり長いシリーズになりました）
今回は、奥のL字型のベースコンの施工本番です。

で、早朝 「レーザーレベル君」を持ち出して型枠の水平を
確認してみました。
まぁ、水平が出ていない事は前回の作業の中で分かっていたので
これは具体的にどの位傾いているのかを把握するのが目的です。
型枠の内側に水平ラインを墨打ちすればコンクリート投入時に
鏝で均す目安になるので必須作業です。
本職ならもっと良い方法を用いるのでしょけれどDIYではこれで
良いでしょう。
但し、この規模になると型枠上端を基準にする場合、そこそこの
精度で組まなければなりません。
しかしそこまで時間も掛けられないとなればこのような方法が
ベストではないかなと思います。

まだ家族が寝ている時間帯（朝の5時半頃です）なので物音を
立てずにそーっとやりました。

型枠の傾斜は左上がりの最大で10ミリ。
レーザーラインと水平器を使って型枠の外側と内側に
それぞれダルマピンとマジックで目印をしました。 
 


ついでにブロック1段目の上端ラインの通りも確認しましたが
素人にしては良い出来ではないでしょうか。
この出来は過去最高と自負していますが何よりも水糸を
両端のブロック間にピンピンに張った事が正解でした。 
 
　こちらはブロック2段目の上端。
　2段目は両端のブロック設置の際
　に高さを決める為のM12ステン
　レスナット（高さ10.8）を敷い
　た事が正解だったと思います。
　その結果このように真っ直ぐに
　なっていました。
キチンとしてやれば結果もキチンとなるんですねぇ。
DIYって本業の機械加工にも通じる事が沢山あります。
やはり手抜きはダメ。 
 


そして準備が整ったのでコンクリート投入開始。
コンクリートを入れては棒で突っついて、木鏝で均して
先ほど引いた水平ラインを案内に高さも揃えながら作業
しました。



今回もミキサーを使用しての作業です。
セメント：砂：砂利は重量比で1：3：3。
砂利は庭一面に敷いてあります砕石を流用しました。
で、この砕石を取る位置には後々ママの花壇を施工する
予定なのでその辺りから集中して集めています。
ミキサーに関しては
「使用途中でドラム内部に砂とセメントがくっ付いて
　残ってしまう」
事を想定して毎回その確認をしています。
これも裏庭の土間コンの時に学習した事です。
で、どうするかと言いますと
コンクリートが一度練り上がったら舟に落とします。
空になったドラム内に速やかに次の砂利を投入して、
水も分量入れてしまいます。
そして撹拌させて砂利のガラガラと水の流れでドラム内に
付着している少量の砂を落としておきます。
ここまで行ってから舟に落としたコンクリートを
金バケツに入れて作業場へ持ち込む。
こうする事で一人でも慌てる事無く連続作業が可能と
なりました。
本当は二人居るともっともっと捗るんですが一人作業では
この辺が限度かな？



夕方、薄暗くなってきた頃コンクリートの投入が完了。
ベースコンは150幅の高さ200です。
補強はD10を2列、セパレータは400ピッチとしています。
縦鉄筋はD13を打ち込んでいますが、このベースコンに
ブロックを3段積む事にしましたので長さを750ミリにカット
してベースコンに170ミリ差し込んでいるという状況です。
なのでベースコンから出ている高さは５８０ミリ。
ここに3段のブロック６００ミリが乗ると天端から20ミリ下がり
となる計画です。

毎度私の悩みの種だった排水パイプもようやく黙らせましたし
ベースコンが出来れば後は楽しいブロック積みが待っているゥ。

そろそろ土留めが完了した後、ここに何を作ってどうするかを
考えなくちゃ。