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機械加工を抱きしめて

先日、名古屋市の緑区にある笠寺公園に行ってきました。
ここは私の生まれ育った南区の隣の区で、この見晴台の名も
幼少の頃から知っていた場所です。
中学の時、地理の先生で考古学が専科だった先生が発掘作業に
出かけていた見晴台遺跡がある場所でもあります。
小高い丘の上に広がる公園からはあの有名な笠寺観音も
見えます。


この日も考古資料館の隣では土器の発掘調査が行われていました。
見晴台発掘調査は毎年夏に地元の有志の方達が行っているという
全国でも珍しいものです。今から40年前からこのような作業が
連綿と引き継がれてきたという事は本当に素晴らしいと思います。
それこそ3代にわたる事業ですからね。


記憶によれば、ここは陸軍高射砲隊(あそ隊?)の高射砲陣地
だったはず。
装備は八八式七糎センチ高射砲6問で、南方から進入してくるアメリカ軍
航空隊に対応していたものです。
(現在は写真にある一基しか残っていません)
正確には「ハチハチ式ナナセンチ半野戦砲」だったかな?
到達高度は約9000m。1分間に15から20発の発射が可能です。
先ほどのB29の展示品もここ笠寺陣地の高射砲で撃墜した機体の
物だそうです。 実際の話、B29の撃墜記録の大半がこういった
陸に固定された高射砲の戦果なのです。で、よく聞かれる
「B29は10000mの高空を飛んでいるから高射砲は届かなかった、
 それにもまして迎撃戦闘機隊の健闘は 云々」
と言うのは半分正しくなくて、B29が高高度で飛来したのは日本本土
空襲が始まった初期の頃だけであり、この方法では命中率に問題が
あると言う事ですぐ後に中高度での無差別爆撃に切り替えています。
もちろんP51ムスタングの護衛付きで、日本の迎撃戦闘機はこの
P51に邪魔されてB29に近寄る事さえも困難でしたが
進入高度が下がったぶんだけ結果的に高射砲の命中率が向上したという
事だったと思います。
 住居跡観察舎。
 ここも見てみたかった
 場所です。
 しかし、何十年と続く発掘調査や
 このような資料館の運営と、
 そしてそれをゆっくりと流れる
 時の中でいろんな個々の人達の
 歴史が過ぎていってるんだろうなと思うとこの地だけが特別な
存在に思えてきます。




ふーんというう感じだけれど納得も出来ます。
それが遺跡なんだろうなぁ。


そろそろ帰ろうかと思っていたところ、芝生の広場でくつろいで
談笑しているご年配の方たちを見かけました。

そしてその男性達の中の一人にインタビューをしました。
「私は戦争の爪跡を調べている者ですが、お聞かせいただけますでしょうか
この辺りの空襲はひどかったのですか?」

「俺がよぉ、子供の頃このへんは雨あられだわ。
あのB29だ。
ここに展示されてるやつはここの大砲で落としたやつだろ。
そりゃぁひどいもんだったぞ。」

確かに名古屋は徹底的にやられました。
もう二度と戦争はやってはいけません。
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