元帝国海軍一式陸上攻撃機パイロット高橋敦さんがテレビ番組に出られた事

先日のテレビ番組「一億人の大質問！？笑ってこらえて！」
に元帝国海軍一式陸上攻撃機パイロット高橋敦さんが出演されました。
太平洋戦争の真実を後世に伝える者にとっては高橋さんの
お元気な姿を拝見できた事が何よりも嬉しい事ですが。
100歳までパイロットできたら……と仰っていた高橋さんには
力強さを感じました。元陸上攻撃機、艦上攻撃機に限らず、
同じく元戦闘機パイロットとして戦った方々が現在も多くがご存命
です。その彼らは人間国宝、国民栄誉賞に値する人生だと思いますが
その殆どの方達がご自分からは表に出られないです。
そこは我々のような小童の想像も及ばない世界なのでしょう。

この日のコメンテーターとしてEXILEの TAKAHIROさんが出演されて
いました。　高橋さんの印象として
「…やりきった人はカッコいいし説得力がある云々」
という内容の事を話していましたが、
日本を代表するアーティストグループのメンバーでも
その程度のコメントしか出せない？とガッカリ。

でも若い世代にとっては、そんなもんかなぁ？
よっぽどTAKAHIROさんの方がカッコいいと思う。
太平洋戦争を戦い抜いたパイロット達の中には
自分をカッコいいと思っている方は多分一人もおられないだろうし、
おそらく必死に生き抜いた結果としてのその後の人生も
我々が想像するレベルを超越した次元で過ごされている筈だと
思う。
只、彼らはそれを
「そっとしといてくれないかなぁ」
とか
「そんなに驚かれる事じゃないよ」
とかって、謙遜でもない一歩引いた言葉に表すだけなのだろうと
思います。