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事件に関与したとされる男は、現場のすぐそばに住んでいた。
千葉県東金市の保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃんが遺体で見つかった事件で、
千葉県警は6日、無職勝木諒容疑者(21)を死体遺棄容疑で逮捕した。
容疑について、「女の子を抱きかかえて現場に置いた」
などと認め始めているという。逮捕の報を受けた遺族らは
「悲しみが癒やされることはない」と話した。
勝木容疑者は9月まで、自宅から約6キロ離れたふとん製造工場に勤めていた。
05年春まで通っていた養護学校(当時)の在学中に、実習で一度訪れた先だった。
学校側は「誰とでも仲良く話をすることができ、協調性に富んでいます」と、
同容疑者を紹介したという。同年春に学校を卒業し、パートとして就職した。
工場長(54)によると、勤務時間は午前8時半から午後5時まで。
貸布団を整理したり、綿を打ち直したりする工程を担当し、
月約10万円の給与だった。
口数は少なく、工場長は「怒ったところを見たことがない」。
忘年会では、すすんで演歌を歌い、社員旅行にも参加した。
アニメ映画などが好きで、友人を「一緒に見に行こう」と誘っていた。
ただ、仕事で、上司から注意されると、「ちゃんとやっているのに」
とつぶやくこともあったという。
働き始めて4年目の今年夏、初めて無断欠勤し、その後、ずっと休んでいた。
仕事の相談によく乗っていた同僚の女性が「出ておいでよ」とメールをすると、
「仕事がいやになっちゃった」と返信が来たという。
家族を通じて意向を確認した会社が、正式に退社の手続きをとったのは、
事件前日の9月20日だった。
10月2日、一人で会社を訪れて、制服などを返した。
ひげが伸び放題になっていたという。工場長は「同僚のみんなが、
事件を信じられないと思う。人を殺すような子じゃない。
何かの間違いじゃないか」と話した。
同僚女性には、その後もたびたび連絡があった。電話の会話の中で、
事件のことが話題になったこともある。
「職場で、勝木君が犯人かもしれないって言われているよ」
と冗談で言うと、慌てた様子で「僕じゃないですよ」と言い返した。
そして、「(幸満ちゃんが)かわいそうだね」
「なんでそんなことしちゃったんだろうね」などと続けたという。
同月26日夜のメールには、「お元気ですか 僕は元気です
今仲良しの女の子とメル友しているんだ!」とあったという。
■「窓から衣類捨てた」
死体遺棄容疑を認める供述を始めた勝木容疑者に対して、
県警は今後、動機の解明と幸満ちゃん死亡への同容疑者の
関与について調べを進める。
捜査本部は今回の事件で、幸満ちゃんが行方不明になってから遺体で
見つかるまでの時間が短かったことに注目した。見つかった
レジ袋も現場近くにあるスーパーのものだったこともあり、
「現場周辺に生活拠点がある」と判断し、周辺の聞き取りを
中心に捜査を進め、勝木容疑者が浮上した。
勝木容疑者は調べに対し、部屋の中で幸満ちゃんがぐったりしていたと供述。
服を脱がせた場所については明言していないが、
衣類の入ったレジ袋を自室窓から投げ落としたと話している。
また、自室に幸満ちゃんがいたことについては「事件当日、
外で何度か幸満ちゃんに会った。ついてくるので『帰りなさい』
と言ったら、一度帰ったが、部屋に戻ったら幸満ちゃんがいた」
と供述しているという。
捜査本部は幸満ちゃんが勝木容疑者の自宅にいた経緯を調べ、
家宅捜索で室内から採取された複数の毛髪などの鑑定を進めていく。
asahi.com
容疑者の勝木諒容疑者は養護学校に通っていた
という事は何かしらの障害を持っているという事であり、
時期的な事を見ると高等学部を卒業している
という事が判ります。
そして一般の企業に就職できているという事は
ごく軽度の自閉症か或いは高機能障害か、それは定かでは
ありませんが、何れにせよ法定雇用率に療育手帳を持つ
自閉症児(者)を含むように改定された06年4月以前の
入社であるからおそらく高機能障害を持っているのだろう
と推察できる。
高機能障害(アスペルガー症候群)とは
「知的障害が見られない発達障害」を言いますが、
今回の事件は内容が人命に関わる事なので
今後 容疑者の精神鑑定が行われる可能性は極めて
大きいだろうと思われる。
ここで問題になるのが小泉内閣で施行された
「障害者自立支援法」であります。
実は先に述べた療育手帳を持つ自閉症児(者)を
法定雇用率に加えたのが06年4月施行のこの
「障害者自立支援法」であります。
この制度はそれ以前の「支援費制度」が事実上破綻
したのをきっかけにこれを改善し設定されたものであります。
自閉症の子を持つ私自身がこの事件について
語る事は控えますが今後、このような
知的障害を持つ方達と一般社会の関わり方、
或いは法的な対応の仕方、また保護の在り方等、
多くの問題提起が為されるだろうと思います。
「経済」 「雇用」等、一般の世間ではそういった
事のみが注目されていますが、実はこのような問題も
置き去りにされているのが今の日本社会です。
このブログをご覧になられている方々に
敢えてお願いしたいのは このような問題は決して
他人事ではなく、皆さんの住んでいる地域にもある事
だという事を少し考えて頂きたいという事であります。
千葉県東金市の保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃんが遺体で見つかった事件で、
千葉県警は6日、無職勝木諒容疑者(21)を死体遺棄容疑で逮捕した。
容疑について、「女の子を抱きかかえて現場に置いた」
などと認め始めているという。逮捕の報を受けた遺族らは
「悲しみが癒やされることはない」と話した。
勝木容疑者は9月まで、自宅から約6キロ離れたふとん製造工場に勤めていた。
05年春まで通っていた養護学校(当時)の在学中に、実習で一度訪れた先だった。
学校側は「誰とでも仲良く話をすることができ、協調性に富んでいます」と、
同容疑者を紹介したという。同年春に学校を卒業し、パートとして就職した。
工場長(54)によると、勤務時間は午前8時半から午後5時まで。
貸布団を整理したり、綿を打ち直したりする工程を担当し、
月約10万円の給与だった。
口数は少なく、工場長は「怒ったところを見たことがない」。
忘年会では、すすんで演歌を歌い、社員旅行にも参加した。
アニメ映画などが好きで、友人を「一緒に見に行こう」と誘っていた。
ただ、仕事で、上司から注意されると、「ちゃんとやっているのに」
とつぶやくこともあったという。
働き始めて4年目の今年夏、初めて無断欠勤し、その後、ずっと休んでいた。
仕事の相談によく乗っていた同僚の女性が「出ておいでよ」とメールをすると、
「仕事がいやになっちゃった」と返信が来たという。
家族を通じて意向を確認した会社が、正式に退社の手続きをとったのは、
事件前日の9月20日だった。
10月2日、一人で会社を訪れて、制服などを返した。
ひげが伸び放題になっていたという。工場長は「同僚のみんなが、
事件を信じられないと思う。人を殺すような子じゃない。
何かの間違いじゃないか」と話した。
同僚女性には、その後もたびたび連絡があった。電話の会話の中で、
事件のことが話題になったこともある。
「職場で、勝木君が犯人かもしれないって言われているよ」
と冗談で言うと、慌てた様子で「僕じゃないですよ」と言い返した。
そして、「(幸満ちゃんが)かわいそうだね」
「なんでそんなことしちゃったんだろうね」などと続けたという。
同月26日夜のメールには、「お元気ですか 僕は元気です
今仲良しの女の子とメル友しているんだ!」とあったという。
■「窓から衣類捨てた」
死体遺棄容疑を認める供述を始めた勝木容疑者に対して、
県警は今後、動機の解明と幸満ちゃん死亡への同容疑者の
関与について調べを進める。
捜査本部は今回の事件で、幸満ちゃんが行方不明になってから遺体で
見つかるまでの時間が短かったことに注目した。見つかった
レジ袋も現場近くにあるスーパーのものだったこともあり、
「現場周辺に生活拠点がある」と判断し、周辺の聞き取りを
中心に捜査を進め、勝木容疑者が浮上した。
勝木容疑者は調べに対し、部屋の中で幸満ちゃんがぐったりしていたと供述。
服を脱がせた場所については明言していないが、
衣類の入ったレジ袋を自室窓から投げ落としたと話している。
また、自室に幸満ちゃんがいたことについては「事件当日、
外で何度か幸満ちゃんに会った。ついてくるので『帰りなさい』
と言ったら、一度帰ったが、部屋に戻ったら幸満ちゃんがいた」
と供述しているという。
捜査本部は幸満ちゃんが勝木容疑者の自宅にいた経緯を調べ、
家宅捜索で室内から採取された複数の毛髪などの鑑定を進めていく。
asahi.com
容疑者の勝木諒容疑者は養護学校に通っていた
という事は何かしらの障害を持っているという事であり、
時期的な事を見ると高等学部を卒業している
という事が判ります。
そして一般の企業に就職できているという事は
ごく軽度の自閉症か或いは高機能障害か、それは定かでは
ありませんが、何れにせよ法定雇用率に療育手帳を持つ
自閉症児(者)を含むように改定された06年4月以前の
入社であるからおそらく高機能障害を持っているのだろう
と推察できる。
高機能障害(アスペルガー症候群)とは
「知的障害が見られない発達障害」を言いますが、
今回の事件は内容が人命に関わる事なので
今後 容疑者の精神鑑定が行われる可能性は極めて
大きいだろうと思われる。
ここで問題になるのが小泉内閣で施行された
「障害者自立支援法」であります。
実は先に述べた療育手帳を持つ自閉症児(者)を
法定雇用率に加えたのが06年4月施行のこの
「障害者自立支援法」であります。
この制度はそれ以前の「支援費制度」が事実上破綻
したのをきっかけにこれを改善し設定されたものであります。
自閉症の子を持つ私自身がこの事件について
語る事は控えますが今後、このような
知的障害を持つ方達と一般社会の関わり方、
或いは法的な対応の仕方、また保護の在り方等、
多くの問題提起が為されるだろうと思います。
「経済」 「雇用」等、一般の世間ではそういった
事のみが注目されていますが、実はこのような問題も
置き去りにされているのが今の日本社会です。
このブログをご覧になられている方々に
敢えてお願いしたいのは このような問題は決して
他人事ではなく、皆さんの住んでいる地域にもある事
だという事を少し考えて頂きたいという事であります。
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» 一連の事件
偶然、とおりかかったモノです。
ワタシの兄弟は高機能自閉症です。
一般の人が不可解とする事件のいくつかが
この性格傾向を持つ人であることを
直感的に悟っています。
マスコミで論点となる、犯人の責任能力についても、
まったく論点がずれてるとも思います。
生まれた時から
その性格傾向を持つ人と暮らしてきたからこそ、
よく分かります。
生きづらい世の中を必死に生きてる兄弟を見るにつけ、
このような悲しい事件にいたった経緯を聴くにつれ、
健常者の理解が深まり、
アスペルガーのみなさんも暮らしやすい世の中になることを
願ってやみません。
ワタシの兄弟は高機能自閉症です。
一般の人が不可解とする事件のいくつかが
この性格傾向を持つ人であることを
直感的に悟っています。
マスコミで論点となる、犯人の責任能力についても、
まったく論点がずれてるとも思います。
生まれた時から
その性格傾向を持つ人と暮らしてきたからこそ、
よく分かります。
生きづらい世の中を必死に生きてる兄弟を見るにつけ、
このような悲しい事件にいたった経緯を聴くにつれ、
健常者の理解が深まり、
アスペルガーのみなさんも暮らしやすい世の中になることを
願ってやみません。
» 健常者の世界で生きるという事
今の社会はだれの為にあるのか。
健常者が社会を作り健常者が法律を作り、
健常者が社会を取り仕切って健常者が全てを決める。
たまたま知的障害を持って生まれてきた人間は
後天的に障害を持ったわけではない。
生まれながらにしてそういう肉体であり、彼らは
そのままで100%なのである。
その彼らの行動が健常者の社会で何かしらの弊害もしくは社会の負担として「迷惑」をかけるとしたら
それをどういう仕組みで取り除くのか。
いや、取り除くという表現が正しいのかさえ判らない。
今回は殺人事件という重大な「迷惑」を掛けてしまった可能性が極めて高いわけであるが、ではこれを裁くという事はどのような意味を持つのか。
被害者のご家族にしてみたら加害者が何であれ
絶対に許せないだろう。
しかし犯人とされる彼は仮に知的障害を持つという事であれば
その要素は生まれながらにして持っていたのかもしれない。
事実、私の長男は最重度の自閉症を持っていますが、彼は生きている犬と縫い包みの犬との区別を
持たない。したがって平気で犬の首を捻って殺す事ができます。
だから私達家族は彼を犬の近くには絶対に近づけません。
このようにもし先天的に健常者の世界で生きていく上で健常者の社会で迷惑となる行為を行う事が解っているならばその保護者がその行動を管理するしかないのである。
この作業は終わりの無い永遠に続く作業でもある。
私が今注目しているのは知的障害を持つ人間の罪というものは誰が裁いてどのような刑になるのかという事である。
そしてその意味は何かという事。
そして犯罪人は反省をする事が出来るのかという事。
そもそも本人は罪の意識を持っているのかという事。
そしてそれを健常者の社会はどのように納得するのかという事。
健常者が社会を作り健常者が法律を作り、
健常者が社会を取り仕切って健常者が全てを決める。
たまたま知的障害を持って生まれてきた人間は
後天的に障害を持ったわけではない。
生まれながらにしてそういう肉体であり、彼らは
そのままで100%なのである。
その彼らの行動が健常者の社会で何かしらの弊害もしくは社会の負担として「迷惑」をかけるとしたら
それをどういう仕組みで取り除くのか。
いや、取り除くという表現が正しいのかさえ判らない。
今回は殺人事件という重大な「迷惑」を掛けてしまった可能性が極めて高いわけであるが、ではこれを裁くという事はどのような意味を持つのか。
被害者のご家族にしてみたら加害者が何であれ
絶対に許せないだろう。
しかし犯人とされる彼は仮に知的障害を持つという事であれば
その要素は生まれながらにして持っていたのかもしれない。
事実、私の長男は最重度の自閉症を持っていますが、彼は生きている犬と縫い包みの犬との区別を
持たない。したがって平気で犬の首を捻って殺す事ができます。
だから私達家族は彼を犬の近くには絶対に近づけません。
このようにもし先天的に健常者の世界で生きていく上で健常者の社会で迷惑となる行為を行う事が解っているならばその保護者がその行動を管理するしかないのである。
この作業は終わりの無い永遠に続く作業でもある。
私が今注目しているのは知的障害を持つ人間の罪というものは誰が裁いてどのような刑になるのかという事である。
そしてその意味は何かという事。
そして犯罪人は反省をする事が出来るのかという事。
そもそも本人は罪の意識を持っているのかという事。
そしてそれを健常者の社会はどのように納得するのかという事。
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「半人前のマシニスト」
MCヨッチャンのBLOGへ
ご来訪下さり
有難うございます。
機械加工が本業のサラリーマンです。
50代半ばを過ぎて外構DIYに出逢い、その難しさや楽しさを書き残そうとの思いで記しています。
拙い記事ばかりですがご意見或いはご感想など頂戴できれば幸いです。
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有難うございます。
機械加工が本業のサラリーマンです。
50代半ばを過ぎて外構DIYに出逢い、その難しさや楽しさを書き残そうとの思いで記しています。
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