塩ビパイプDIYで薔薇の柵を作る_2 枠の施工

　塩ビパイプDIYでママの
　ビッグ花壇の上にツル薔薇の
　柵を作るお遊びDIYですが
　今回は塩ビパイプを実際に
　組み立ててみました。

　まぁ、遊び心のDIYと言う事で
正確な図面は書いていませんので
フィーリングで作ってみようと思います。
と言いましてもそれなりに正確さを持ちつつ進めないと最後に
四角く収まらない場合シャレになりませんので終始電卓片手に
計算づくしの作業になりました。



で、使用するパイプはこの水道管に使われるVP管です。
サイズは20を選択しました。
一般の水道では13サイズの管が使われる事が多いらしいのですが
一応、風とか薔薇の荷重とかを考えると13や16のサイズでは
強度的に無理だろうと思い20サイズにしました。
パイプの品質はVPではなく耐衝撃性に強いとされるHIVPに
しました。
コストの面で言えばHIVPより通常のVPの方が２割程度低く
抑えられるのですが年中風に煽られる柵ですからVPを選択する
余地は無いでしょう。
材料としてはHIVPの2000ミリを７本。
他、エルボーやチーズそしてフランジ等と、φ5.0のワイヤーメッシュ
と錆止め塗料、仕上げエポキシ塗料とノンプラビスなどで、
合計14000円位かな？

作業はパイプカッターでパイプを所定の長さに切りそろえて
先ずは柵の脚になる３個のパーツ制作から開始しました。

　カットしたパイプの端面は
　こうして面取りをしました。
　こうしておかないと接続する
　時に入り難いですからね。

　写真は電ドルを止めていますが
　もちろん回転させて行います。
端面の処理はC1～C2程度。
で、実際の組立てでは接着剤を使ったり
使わなかったりしまして、その時に面取りしていないのは
論外ですが面取りをしても接着剤を使わずにドライでの
挿入はブッ叩かないと入りませんでした。
で、ブッ叩いて嵌めたパイプはパイプレンチを使っても抜け
ませんでした。
逆に接着剤をキチンと塗布する場合はしっかりと入ります。
まぁ、テーパーの穴にストレートのパイプを入れるんですから
当然ですが。。。 



フランジに柵の脚となるパイプを接続して3個のスタンドを
制作しました。
中央のクロス継ぎ手はサイズ20、左右のチーズは20-16の
異径チーズです。
何故左右だけサイズが違うのかと言いますと、
たまたまパーツを購入したカインズの棚に20サイズの
フランジが必要数無くて、仕方なく足りない分を16サイズに
変更したついでにチーズもサイズを変更したという事です。

この３個のパイプレベルを統一するのに少々苦労しましたが
誤差は何とか±1.5ミリ程度に抑えられましたので良しと
しました。
これ以後の作業はこの３個の脚の高さと距離が全ての基準と
なります。



こうして途中で長さや高さの確認をして、
取り敢えず一番下の部分を花壇天端に固定しました。
このビッグ花壇の天端にはD10の鉄筋が入っているので
ビス打ちはその鉄筋に当たらないように注意して行いました。



今回使用するノンプラビスは首下40、下穴径はφ4.5ですが
カインズの棚にはφ4.3しか無かったのでφ4.3で空けました。
ドリルは振動ドリルの振動モードで一気に。
ビス打ちはインパクトドライバーでこれも一気にガガガッと。

　中央の縦パイプを立てて
　ブロック塀へのフランジ固定
　の高さと距離を確定しました。
　制作する柵のサイズは縦が
　900ミリ、横が3900ミリのビッグ
　サイズです。
　この中央の縦パイプがその起点
となります。
ちなみに柵のサイズを900×3900とした
理由は、ここに張り付けるワイヤーメッシュのサイズが1000×2000
で、これを横に2枚貼り付ける計画なので1000×4000ぴったりに
してしまうとワイヤーメッシュを枠に固定できないと言う事と、
柵の上に鳥が乗らないようにメッシュの棒が柵より少し（50ミリ）
突き出るようにする為です。

 

縦パイプのカットは現地で現合カット。
カットした端部はペーパーで面取りをしました。



左写真は完成直前の様子ですがここで上列の左右のパーツ
が足らない事が発覚して（計算通りには行きませんねぇ）
急遽、ママがパイプ１本とソケット１個を買いに行って
くれました。

そのおかげで何とか本日中に枠は完成しました。
高さは少々物足りないかもしれないけれど横幅は4メートル
弱有りますからここに薔薇がいっぱい張れば豪華な薔薇柵に
なるでしょう。
このサイズの薔薇柵は近所では見た事がないからこれも
ママの自慢の一つになるかな？
これでまたママの喜ぶ顔が見られます。

クリスマスのシーズンにはこのビッグ花壇の両脇に設置した
コンセントから電飾も出来ますし柵中央のトップから
スダレのイルミネーションを飾れば素敵だろうなぁ。
しかも薔薇の柵はこれと直行する形でもう一つありますから
それはそれは豪華でしょう。
しかも振り向けばそこには電飾されたウッドデッキが
ドカンと在る。
足元には花達が在って、その土間コンは十文字にライティング
しているんです。
さらに目を他方へ遣るとレンガデッキにも、ラティスフェンスにも
キラキラと輝くイルミネーションが沢山有り2回のベランダにも、
ガレージ屋上の手すりにもイルミネーション。
想像しただけでもとんでも豪華な庭になります。

でも電気代高付くなぁ。