5 土留めDIY 遣り方と捨てコンの枠組み

土留めDIYの本格開始。
先回断念した杭打ちは丁度コンクリートアプローチの際に
僅かなスペースが有ったのでそこに２本打ち込みました。
これで基準が出来た（嬉）
そして反対側は難なくこちらも２本杭打ちが完了。
杭が打てたら次はレベル出しですが今回はいきなりレーザー
で行いました。
と言うのも雨で地面がグチャグチャなので水盛り管は無理でした。 
 


水糸ラインはこんな感じです。
捨てコンの幅は犬走りから３００ミリまでとしました。
本来ならばもっと幅を大きくしたいのですが排水パイプ
の位置や高さ、更にこのエリア全体の施工構想を色々考えた
結果３００ミリが限度かな？という結論に達しました。
それ以上にしようと思うと高いスキルが必要になりそうで、
今の自分では無理だなと判断しました。 
捨てコンの上に打つベースコンのサイズも未定ですし、
積むブロックの配置もまだ決めていないのでこの時点では
これで良しとします。
  


さて、
貫き板はいつものように水平器で。
板は拾い集めてきた端材を利用しました。
クランプで仮止めして水平を出し、コーススレッドで
３点留め。これもマイパターンです。



捨てコン用の枠設置ですが、板は15×45の板。
今回、初めて正攻法と言いますか、
ラインを出して、そこへ枠板を固定する杭を打ちつつ
順次枠の水平を見ながら組んで行くという手法を試みてみました。
板留め用の杭は板の端材を使いました。
そして枠板を連結させる箇所は少し幅広の板を使って
若干卍固めで仮固定しビス打ちで仕留めました。

　杭に板をクランプで
　固定してそこを基点として
　水平を出し、次の枠板を繋ぐ。

　このやり方ですと失敗が少なく、
　確実に出来ます。
　但し、水平器のみでは始点から
終点まで本当に水平？って思いますので
次回に水糸からの下がり寸法を確認します。
こんなパイプの真下にも。
で、使っているこのようなクランプは全て１００均です。
肝心要の場所には使わないですが、私程度のDIYならこの程度の　
物で殆どの事が出来ます。プロとしてやっている訳ではないし、
耐久性もそれ程必要ではないし。
トータルコストを抑えるって事もDIYでは重要な要素だし。
まぁ、経済的に物凄く余裕が有るとか、或いはDIYだけど
プロ並みのレベルだっていう人は別ですけど。
要は、費用対効果をどのレベルで考えるかという事。



 奥の直角部分はコーナークランプを使用しました。
（コーナークランプは便利です）
水平はこうして９００ミリ水平器で確認。
とにかく地面に足を取られそうで不安定な作業でした。


 
レンガデッキ付近はコンクリートが残っていて枠固定用の
杭が打てないのでストッパーを考えるとして。
でもこうして何とか捨てコンの枠、完了です。
施工としては路盤材投入の前にもう少し枠内を掘って、
路盤材敷き込み厚さを５０ミリ程度確保したい。
その上に捨てコンを45～50ミリを打つ予定です。
でも捨てコンと言っても打ちっぱなしのゴテゴテでは
その後に乗せる枠の座りや墨打ちでの寸法取りに支障が
出そうなので最低1回は金鏝で押えてある程度は平らに
しておこうと思います。
 
で、捨てコンの上に鉄筋コンクリート基礎を作り、
その上に乗せるブロックは大した土圧ではないにせよ少しでも強度を
持たせる為に１５０ミリ厚を使おうと思います。
１５０ミリのブロックは使った事がないけれどきっと重いだろうな。
鉄筋は縦横共にφ１３ミリを使い、配置箇所はブロックの繋ぎ部分全て
に配置し 充填するのはモルタルではなくコンクリートにしようと
思います。
これだけやっておけば良いのではないかな？
専門的にはよく判りませんが。。。

ついに始まった土留め。
早く続きをやりたいなと子供のように楽しみにしています。