母屋の浴室改装工事 4

我が家の浴室改装工事も4日目になりました。
本日は新しくなる浴室の土間打ちで左官屋さんが作業されています。
庭のコンクリートアプローチを施工してくれた左官屋さんです。
ところであの取り外した浴槽はどうなっているか気になったので
仕事帰りに畑に見に行きました。
ご覧のようにちゃんと畑のキュウリの横に置いてありまして、
穴も塞いでありました。
ガス工事屋さん、有難うございました。 
 


さて、土間はと言いますと。
コンクリートの打ち込みが始まったところでした。
まぁ、今風の浴室よりかなり狭いのが我が家の浴室ですが
これは新築の時に先代がいろいろ悩んだ結果なのですねぇ。

あれっ？土の上に直接コンクリート？
砕石は入れないの？　でもプロの仕事だからこれが普通なの
でしょう。

で、打設厚さは70ミリ前後かな？壁には墨打ちされていて
そのラインに合わせて壁際から攻めて高さを決めて、
それから中程を周りの高さに合わせるようにして打って行く。
基本どおりですね。



左官屋さんの道具を拝見。
やっぱり半割のドラム缶を使うんですね。
荷台には砂がドバっと積んであって、コンクリートに入れる
砂利は土嚢袋に入っていました。
攪拌機も持っていますねぇ。これでやったら楽だろうな？

　今日は天気も悪く、私自身も
　DIYでやれる事が無かったので
　リブブロックの雛壇をチョコ
　チョコっとやりながら
　左官屋さんの仕事を見て
　学べる所は学ぼうと思い
　まして、じっくり観察させて
頂きました。　やっぱり手が速いですね。
綺麗な仕事をされる技能者ではないかもしれないけれど
仕事は早いです。そこはさすがプロです。
これで飯を食っているだけの事はあります。
私のDIYとはやはりステージが違います。
で、コンクリートの配合は見た感じですが
セメント：砂：砂利（砕石）＝1：2：1位だと見ましたが
如何でしょうか？
水は適当。

 

こちらが土間打ち最終段階。
やっぱり定規を使うんですね。私なんかはもちろんですが
プロでも鏝だけで真っ直ぐな面を作るのは簡単ではないんでしょうね。

でもコンコリーとが乾くまでの間、中央部には水が浮いていたので
その部分は低いんですね。
やってみるとわかる事ですが土間コンはキッチリと傾斜をつける方が楽。
これは私自身も何度もやりましたが、僅かな傾斜をつけるのも
難しいですが、水平に打つ事はもっと難しいです。
コンクリートは乾く段階で収縮しますからそこを読み切れないと
後で「あれっ？」
となります。
特に地盤の含水率が部分的に極端に異なると乾く時間も均一に
ならないと思いますし、硬化時間にもズレが出ます。
ですから仕上がり面にもきっと影響が出る筈だと思います。
そこで考える事は、
この地盤ってつい一昨日まで水溜りっぽかった筈ですが
本当に砕石を敷かないままコンクリートを打ってしまって
良いのか？　？　？
 
 

こちらは浴室の裏。
給湯機や室外機が見えますがホースが仕込んで有ります。
最近はパイプじゃなくてこのようなホースが主流になって
いますからフレキシブルな分だけ自由に取回せるんですね。
パイプならエルボーやらチーズやらゴチャゴチャしてしまいますし
そこが劣化して水漏れーッて事に成り易いですし。



で、再び浴室へ戻り天井を見て。
梁に使われていないホゾ穴が有ります。
これは新築時の大工が刻みを間違えたのか？
でもその横には柱があります。
その距離は約140ミリ位かな？もしかして我が家の浴室の横幅が
一般世間のそれよりも若干狭い理由がここに隠されているのかな？
我が家は一流の建築屋が建てたと聞いているし、多分この時代でも
プレカットは利用しているだろうし。
だとしたらホゾ穴位置を間違えるって事は確率的に低いだろうしなぁ。
まぁ、素人がアレコレ考えても仕方ないのですが。
けど、これを見た工事屋さんが
「これだけの梁は普通こういう所では使わない。
　立派なゴツイ梁が使ってあります。
　今ならこんな梁は使わないし、だからこれは良いと
　思いますよ」
ですって。