ブロック塀の根元をモルタルでスッキリ

　昨年暮れあたりから始めた外構DIYですが、
　無残な結果となった浄化槽と並行して
　行ったのがこのブロック塀の根元です。
　ここは隙間という隙間のあらゆる箇所から
　雑草が生えるし出来上がり当時はキチンと
　なっていたのでしょうけれど施工から30年
　以上経過した現在ではボロボロになって
いました。
という事でモルタルとは何ぞや？っていうテーマと金鏝の使い方っていうのを
訓練する意味で根元を全面モルタルで塞いでみよう！っという事にしました。

　実際の状況です。
　苔も生えていますし長年の風雨による浸食？
　でかなり傷んでいます。
　これを良き練習台にさせてもらったわけです。
　我が家のブロック塀は南、東、北と
　3面ありますがその総延長は40メートル位
　あります。
で、この面は南側で約25メートル。
　
　先ずは、ドイツのケルヒャー高圧洗浄機で
　バァーっと。
　結果は白黒のツートンカラーになりました。
　雨アカや苔が吹き飛ぶのはもちろんですが
　劣化したモルタル層もボロボロ飛んで行きます。
　でもこの程度で飛んでしまうようなら？
　そもそも強度的には無いに等しいんじゃないかな。
っていう感じで、水と電気の供給元を2か所使いながら完了。

　実際にモルタルを作ってみて感じたのは
　鏝で塗りつけてある程度押したり伸ばしたり、
　トントンしたりするとモルタルの状態が変化するし
　鏝は力の入れ加減や X Y Zの傾きを少し変えるだけで
　その効果がはっきりと顕れるという事。
　なのでこのDIY訓練は私にとって非常に有効なものに
　なりました。
　私の場合、会社員なのでDIYは実質週末しかできないので
これからの訓練はしばらく続きそうだしその為にってわけでもないけれどできるだけ
休日は余分な用事を作らないようにしよう。。。とこの時決意しました。
　
　そうしてようやくこのDIY訓練が終了したのは
　2018年12月半ば。
　実に3週間掛かりました。
　収穫としては
　やはりこれって体力勝負的な部分が大きいって
　事と、しゃがんだ体制で長時間耐えられる強い
　体が必要って事。あとは時間の感覚と先読みの
　感覚が大事でしょうね。
マシニングセンター作業もそうだけれど3手先を読まなければ 成り立たない。
そう思うとプロの左官技能者ってやっぱりすごいよなぁ。
それから予想としては、おそらく既存の部分と今回のモルタル部分とでは収縮比が異なるだろうからこの先、はく離やクラックが発生するだろうという事。
それがどの程度のものになるかを観察してみたい。またその為の学習も必要です。
という事で「ブロック塀の根元をモルタルでスッキリ」は
完了です。