ママのビッグ花壇の前を憩いの場に_32「長女の花桃」設置場所作成

　さて、
　ママのビッグ花壇シリーズ。
　トリとなるのはミニ花壇の後ろに
　見えます緑色の鉢に入っている
　「長女の花桃」。
　この子の定位置となる
　場所の制作です。

現在は敷っぱなしの砕石の上に不安定に
置いてある状態ですが、この場所を少し小奇麗にして
母屋玄関前のシンボルツリーとして長く鎮座してもらう
というDIYです。

　場所はここ。
　ミニ花壇と連結した形で
　作ろうとアレコレ悩んだ末、
　ママと相談して最終形態が
　決定しました。

　さてさて、どんな形になりますか。
要点は、簡単に作れて小洒落ていて
尚且つ丈夫である事。
そしてここに振る雨水が手前のミニ花壇に流入しないように
する事です。
では、製作開始～っ。



先ず、手前の花壇から水糸を張り、基礎のドカコン用の枠を
設置しました。この場合の水糸は高さは度外視で、
あくまでも通りのみを確認する目的で張りました。



この一角は玄関ポーチと業者施工のコンクリートアプローチ、
そしてDIYで制作したミニ花壇左側との３面に接しますので
上左写真の化粧コンクリートプレートを４枚使って枠決めを
します。
（太平洋、オホーツク海、日本海の3海に接する北海道みたい）
 


この化粧コンクリートプレートのサイズはt=50、190×398ミリ。
これを加工して使います。
カットは基本通りにサンダーとドリルでカットです。
（ここで手を抜くと痛い目に会います）
で、設置が完了したところでこの日の作業は一旦終了です。
この後、他のDIYが沢山「小さく前ならえ」をしていますので
そちらの作業を行いました。
 


翌日朝から作業再開。
枠の中はこのようにブロック加工で出たガラなどを入れ込んで、
嵩上げし資材の節約＆リサイクル。
そして砕石を投入して足で踏んづけました。
一応、枠の傾斜も確認してこれで準備完了です。
戸外に造るこのような「場」は基本的に水平には作らない
と言う事もDIYで学びました。
ちなみに傾斜は2％としました。



砕石の上から散水して再度踏んづけて、
そしてドライモルタルを敷き詰めて木の定規で平らにしつつ
締固めて散水しました。
初めから練ったモルタルでも良かったのですがここは気分で
判断しました。（練るのが面倒だっただけですが）
 


「長女の花桃」の座る天場には当初コンクリート平板を敷く
方法や、五色玉砂利を敷く事なども考えましたが結局一般の
砂利を敷く事にしました。そうです、コンクリートの骨材に
使用している安価な小砂利（5-15）です。
この方が変にケバくならないだろうし自然な感じです。
しかし只敷いただけでは砂利が動いて不安定なのでこの
「子砂利散乱防止液」を散布する事にしました。
これはカインズホームで売っている非常に優れモノです。
水性なので扱い易いですし、散布した後光沢を発して綺麗な
仕上がりになります。
以前、リブブロックの雛壇でも使用したので今回も採用しました。

　散布するにはジョウロが必要
　なのですが使い捨てにしても
　良いジョウロが手元に無かった
　ので鏡月の空ポットの蓋に電ドル
　で穴をあけてジョウロの代わりに
　しました。
　使用したドリルはφ3.2。
ちょっと穴がデカすぎて実際に散布したら
液がドバドバっと出ましたが何とか役には
立ちました。



そして砂利はそのまま使うとゴミや葉っぱなどが混入しているので
水洗いした物をこうして枠内一杯に敷き詰めて定規の板で高さを
揃えました。
この方法も土間コンの「均し」で学んだ方法です。

散乱防止液でミニ花壇や枠を汚さないように養生テープを
貼ってから水で２倍に薄めた散乱防止液を３回散布しました。
1回ごとのインターバルは約１時間空けました。

硬化には１５時間程度掛かるそうなので作業はこれにて一旦
ストップです。



そして翌日「花桃」の舞台が硬化したのをママと確認して
主役が鎮座しました。
その前には色の花を置きこれで完成です。

早く長女に見てもらいたなぁ。。。